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追記 シリア「アレッポ - 失われたもの」
- 加藤智津子
- 2016年10月20日
- 読了時間: 1分
更新日:2023年1月19日
Syria アレッポ、ハラブ(Halab)
光りさすスーク、古いたたずまいの街

Photo:アレッポのスーク
「これは悪い夢ではないだろうか」、
アレッポの惨状を知りつつも、認めたくないと思うのです。
アレッポを訪れたのは1993年、伝統的なスーク(市場)の調査研究に同伴したのが最初で、
2011年まで幾度となく通いました。
アレッポはアラビア語では「ハラブ(Halab)」、
アブラハムが貧しい人たちにふるまった乳(ハリーブ)に由来しますが、
さらに歴史を遡った古い時代から商業都市として栄えてきました。
そんなアレッポは物価も安く、食生活は豊か、勤勉で親切な人々。
そのアレッポが廃墟のごとく変り果てるとは、、、誰が想像できたでしょうか。
まるで劇場のような 光りさすスーク、古いたたずまいの街。その陰影と独特の色彩。
商人たちの柔和な顔、モスクの前に並ぶ人々、空を飛ぶシャボン玉、心地よく眠る子、、、
かつての普通の生活が今は悲しい。
スークのある旧市街・メディーネと、キリスト教地区・ジュダイデを中心に、失われてしまった美しい街、
「ハラブ」が、いつか蘇ることを願いつつ展示しています。
2016年10月19日〜24日(月)11時〜19時。最終日17時終了。
恵比寿 アメリカ橋ギャラリー